どれも、短期間では絶対に身につかないので、小さなころからコツコツと取り組む必要があります。
数年前から、学校や社会で求められる学力の質が変わってきています。
知識の詰め込みよりも、「思考力=考える力」が重視され、それは「問題に取り組む力=社会で活躍するために必要な、問題解決力」として、高く評価されます。
「思考力」を育てるおすすめ教材 5歳~就学前
100てんキッズドリル いちとくうかん/ずけい
内容
・私立・国立小学校、お受験対策教室「こぐま会」の代表が出版されている思考系ドリルです。
・シンプルだけとかわいいイラストで、子どもも興味を持ちやすいです。
・普段の生活では考えないようなことを思考するきっかけになります。
使用方法
5歳くらいの子にとっては難しい問題も含まれていますが、無理に答えを出すことだけが目的ではなく、問題に触れ、そのような視点・思考を持つことが大切です。
「これはどうなるんだろうね?」と問いかけたまま、数日寝かせておいてもいいです。
息子は上の画像にある鏡の問題が苦手だったようで、よく鏡の前で首をひねっていました。
我が家では計算問題は「ママもんだい」でやることにしていたので購入には至りませんでしたが、早くから計算に興味のある子どもには、わかりやすいドリルだと思います。
「思考力」を育てるおすすめ教材 5歳~低学年
きらめき算数脳/きらめき思考力パズル
内容
・首都圏の難関中学合格率トップの進学塾“サピックス”が出しているドリル。
・「算数脳」の方は難易度別に<☆><☆☆><☆☆☆>と3段階に分かれています。
・イラストが多いのでゲーム感覚で取り組めます。
・毎回もんだいを解くために必要な「きまり」の文章が長いので、「読む」→「理解する」→「実践する」のステップを踏むことができます。
・問題の意味さえ分かれば答えは非常に簡単なものが多いのですが、問題の意味が理解できなかったり、条件を見落とすと答えにたどり着けません
使用方法
これは問題を理解する練習だと思っていますので、子どもが分からないと言っても安易にわかりやすい説明をせず、何度も問題を読ませるようにしています。
対象年齢にこだわらず、こどものレベルに合わせて選ぶこと、できない問題は無理をせず、大きく期間を開けて挑戦することもポイントです。
そして、何度もやる。一度できても、1週間経つと忘れていたりします。
コピーを取って何度も挑戦する人も多いようですが、我が家では一生懸命消しゴムで消して、繰り返し挑戦しました。
じっくり考えられる子は「きらめき算数脳」、まだ問題を読む力がない子や、他の教材をやっていて、軽く思考力問題をやりたい子は「思考力パズル」の方がいいと思います。
あなたの思考力は何年生?思考力検定
「思考力がどれくらいあるのか」は、知識や技術と比べて測りにくいものですが、
こんなサイトを見つけました。
思考力検定 – 算数・数学を通じ「思考力」を測る、育てる、深める (shikouryoku.jp)
自分や子どもの思考力が今どれくらいのレベルなのか、簡単な測定が可能です。
このサイトは「iML国際算数・数学能力検定協会」が運営しており、HPを見ると本格的な検定を受けて級を取得することもできるようです。
テスト問題などもダウンロードできるので、チャレンジしてみてもいいですね。
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