子どもたちの家庭学習について、いつもなんとなく気を付けていたことを文字にしたら、3つありました。
1.先取りしない
意識的な先取り学習はしていません。
理由は2つあります。
一つは、子どもの興味や発達に合わせた学習内容にしたいということです。
高度な計算や難問を解くより、子どもが興味を持つものの世界を広げたり、発想力や思考力を養いながら、学習を楽しいと思うレベルで続けたいです。
興味のあることや、その日の学習内容を深堀りした結果、かなり先取りになることはあります。実際に、幼児期の長男とたし算をしていて、最終的に分数の話になってしまったことも。その場で分数への知識や理解が定着するわけではありませんが、いざ学校や家庭で取り組んだ時に「あ、これ知ってるぞ」と思えるのはアドバンテージになりますし、子供にとってうれしいことでもあります。長男は、最近教科書に分数が出ているのを見つけて「とうとう分数が出てきたー!」と、なんだかうれしそうでした。
もう一つは、高度なことを身につけさせるには時間が足りないということです。
遊びの時間や読書の時間を十分にとると、家庭学習の時間は限られているので、この先 学校でちゃんと先生に教えてもらえることに時間を使うのはもったいないです。
最低限の「読み書き計算」は多くの子どもにとって幼児期でも負担にはなりませんが、極端な先取りをするなら10歳くらいから。
幼児期には必要ないと思っています。
2.あまりお金をかけない
お金をかけるというのは、主に学習系の習い事や通信教育のことです。
たくさんの教室や教材を体験してみましたが、続けたことはありません。
理由は、どれも私にとってはコストパフォーマンスが悪すぎると思ったからです。習い事や通信教育で得られる読み書き計算力、思考力、学習習慣などは、お金をかけずに十分身につけられました。
家庭学習につかうための市販のドリルや、子どもの好きなキャラクターのノートや鉛筆、ごほうびシールなどは、必要な分を買っています。
3.楽しめる内容にする
家庭学習に壁を作らず、楽しんでほしい。
また、学習は楽しいものだとインプットしたい。という気持ちもあり、毎日の学習内容には 必ず子どもが楽しめる要素を入れるようにしています。
例えば毎日2~3つ選ぶ学習メニューのうち、「文字・計算」+「めいろ」のように、一つは遊びを入れたり。計算ピラミッドのピラミッドを好きなキャラクターにしたりと、あの手この手を使って楽しめるようにしています。
具体的には、この3つのこだわりを元に、
いつも「今日はどれやろうかな」と一緒に考えて、クリアしたらカレンダーにごほうびシールを貼っています。
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