現在、長男が小4、次男が小1です。
家庭学習はいつから始めればいいのか。
早すぎるとよくないのか。
早く始める効果はあるのか、について、
科学的な根拠やデータの話ではなく、私の体験記となります。
家庭学習を始めたのは2歳から。早すぎる?
私は、子どもが幼いころから「知育」に力を入れていました。
そうしよう!と決めていたわけではありませんが、赤ちゃんのころから何にでも興味津々の長男に対して、
今度は何を見せよう、何をやらせてあげよう、と考えているうちに、
やっていることが「知育」と呼ばれるような遊びとなり、家庭学習に繋がっていきました。
何かきっかけがあったとしたら、ベビーパークという幼児教室のチラシをみて、体験に行ったことかもしれません。
チラシには「お母さんのための幼児教室」というようなことが書いてあったと思います。
体験に行ってみると、まだ2歳前だった長男が、他のお友達と一緒に小さな椅子に座って机に向かい、先生に出されるお題に元気よく答えています。
先生の簡単な指示に従いながら、積み木を積んだり、穴に紐を通したり、ボールを投げたりしました。
例えば「積み木を、赤、青、赤、青の順番に積んでね」という感じだったと思いますが、その時の楽しそうな長男の姿は今でもよく覚えています。
普段から何をやっても楽しむ子でしたが、お題に対して「できた!」時の喜びようは大変なものでした。
「もっともっと!!つぎは?つぎは?」。
子どもにとって「できる!」「できた!」は楽しいこと、嬉しいことなんだと実感しました。
そんな体験もあって、
遊びの中では、ちょっとだけお題を出して「できた!」をたくさん作ることを意識していました。
お絵かきしている時にリンゴをいくつか書いて「何個あるか数えてみよう」とか、絵本を読んでいる時に「この中で動物はどれだと思う?」というような簡単なものです。
その流れで2歳後半ごろから「ドリル」を購入して取り組んでいました。
実際にやっていた感想ですが、
2歳後半から家庭学習を始めることについては、「全く早すぎることはありません」でした。
子どものタイプもあると思いますが、長男も次男も、「できるよ!」「わかるよ!」という問題が大好きで、家庭学習はとても楽しい時間になりました。
2歳から家庭学習を始めた効果は?
学習面での効果ですが、
家庭学習をやっていなかったら どんな子になっていたかを知ることができないので、早くから家庭学習を始めたことによる効果は証明できません。
ただ、例えばユニセフの「世界子供白書2001」によると
子どもが出生から最初の3年間をどのように過ごすか、それはその後の子ども時代、青年時代がどのようなものになるかという問題に大きな影響をおよぼします。
という出だしと共に、幼少期の適切な働きかけは、その後の学業の成績や人格形成に大きく影響が出るとはっきり書かれています。
適切な働きかけとは、スキンシップやコミュニケーションはもちろん、発達に合った教育のことです
これは、家庭学習のきっかけとなった幼児教室でも教えられたことです。
他にも、6歳までに学習面での基礎的な発達は完了してしまうという研究結果も出ているそうです。
長男も次男も、今のところ勉強はできるほうですし、勉強に対する自信や意欲がしっかり備わっていることから、「幼少期から家庭学習を始めた効果はあった」と思っています。
家庭学習を始める注意点
「無理をしない」 「工夫をする」です。
子どもそれぞれに発達や興味が向くことは違いますので、無理にやらせようとしないこと。
ただ、例えばドリルを渡して子どもが勝手にやるかというと、やらないお子さんの方が多いのではないでしょうか。
「うちの子は興味ないわ」と簡単にあきらめてしまっては、その後の「できた!」の体験を逃してしまいます。
・その子の発達に合わせた内容にする
・楽しい雰囲気でやる
・親も一緒にやる
・できたら褒める
など、子どもが興味をもって楽しく取り組めるよう、工夫は必要です。
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