もうすぐ夏休みですね。
夏休みの宿題で苦労するものと言えば、読書感想文。
読書感想文が得意という子は、少ないのではないでしょうか。
我が家でも、
長男は「短文」は得意だけど、長文になると「面倒くさい」が勝ってしまい、筆が進まないタイプ。
次男は「作り話」はいくらでもかけるけど、「決められたお題」ではやる気が全く出ないタイプ 。
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でもこの本を読んで、今年の夏休みの読書感想文は、やる気です。
とても読みやすく、親の私も結末が気になって一気に読んでしまいました。
少し長いお話なので、読むのが苦手な子には、読み聞かせをしてあげてもいいかもしれません。
どんなお話?
主人公は読書感想文が苦手な、小学3年生の女の子。
一人だけ読書感想文を書くことができず、どうすればいいか悩んだ結果
あることを思いつき、お友達と一緒に実行するお話です。
おすすめポイント
◎読書感想文を書けるような気がしてくる
スラスラ書けるようになる、というほどではないけれど、
書くのがちょっと楽しみになるような、なんとなく書けるような気にさせてくれる内容です。
◎登場人物えりこ先生が素敵
「先生、感想文って、なんで書かなくちゃいけないの?わたしの胸の中には、おもしろかったことやジーンとしたことが詰まってるよ。それじゃダメなの?」
生徒のこんな質問に対する先生の回答が素敵でした。
◎主人公やそのお友達が、しっかり自分の意見を主張できる
主人公の女の子は、お友達をぐいぐいひっぱっていく(巻き込む)タイプ。
やりたいと思ったことにまっすぐです。
巻き込まれるお友達も、あれ?と思うところがありつつ、自分が譲れない部分ははっきりと意見を言います。
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読書感想文が苦手な子は、是非読んでみてください。
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