家庭学習が大切とはいえ、なんでもすべて、机に向かって黙々とやらねばならないわけではありません。
今回は息子たちも好評な、家庭学習が楽しくなるようなアイデアをご紹介します。
「音読」を楽しむ!アイデア3選。
小学生になると、大半の学校で宿題として出される「音読」。
張り切って読む子もいれば、イヤイヤ面倒くさそうに読む子もいると思います。
我が家の音読は、長男が面倒くさがるタイプで、次男は張り切るタイプです。
音読を楽しむには、あまり形に拘らないこと。
「読む」ことを楽しめれば、内容は後からついてきます。
アイデア1:超速読
「〇分以内に読もう」「ママと競争しよう」と、とにかく速く読ませます。
途中、詰まってもOK!
でも聞き取れないのは×です。
途中、詰まってもOK!
でも聞き取れないのは×です。
アイデア2:声色を変える
「おじいさんみたいに読んでみて。ママは魔女みたいに読んでみるね」など、何でもいいので違うキャラクターで読んでみます。
赤ちゃんみたいに、武士みたいに、王様のように、笑いながら、泣きながら、いじわるそうに、かわい~く、、、、などなど、物語に合っていなくでもOK。
逆に盛り上がります。
赤ちゃんみたいに、武士みたいに、王様のように、笑いながら、泣きながら、いじわるそうに、かわい~く、、、、などなど、物語に合っていなくでもOK。
逆に盛り上がります。
アイデア3:親と交互に読む
音読が嫌いな子に一番おすすめです。
交互に読むと読む量は減りますが、親のお手本を聞かせながら進められます。
交互に読むと読む量は減りますが、親のお手本を聞かせながら進められます。
「漢字練習」を楽しむ!アイデア3選
覚えにくい漢字は何度も繰り返し書いて覚えてほしいですが、漢字練習をコツコツできる子は少ないです。
音読と同様に、漢字練習を楽しむにも、あまり形に拘らないこと。
「漢字の形」を何度も目や手で確かめられれば自然と頭に入ります。
アイデア1:背中に書いて何の漢字でしょうクイズ
漢字の宿題が終わった後や、漢字のテスト前などに、「この中から問題を出して」と範囲を絞って、親の背中に指で漢字を書かせ、親が何の漢字か当てます。
どんな漢字か伝わるように、子どもはしっかり丁寧に書きますので、自然と覚えられます。
どんな漢字か伝わるように、子どもはしっかり丁寧に書きますので、自然と覚えられます。
アイデア2:小さな枠中に、漢字をいくつ書けるか競う
ノートや紙に□や〇をかいて、親と交互に漢字を書き込んでいきます。どんどん書ける場所が狭くなり、先に書けなくなった方が負けです。
どんなに小さな字でも読めればOK。
同じ字は使えませんので、「知ってる漢字」「1年生の漢字」「2年生の漢字」「“へん”のある漢字」など、範囲は広めにします。
どんなに小さな字でも読めればOK。
同じ字は使えませんので、「知ってる漢字」「1年生の漢字」「2年生の漢字」「“へん”のある漢字」など、範囲は広めにします。
アイデア3:目隠し書き
字が汚く、漢字の細かい部分をあいまいに書いてしまいがちな子におすすめです。
目隠しして少し複雑な漢字を書こうとすると、頭にしっかりと文字を思い浮かべ、線と線の繋がりを考えながら書こうとするので、細部まで記憶されます。
目隠しをほどいて、全く書けていないと、それはそれで盛り上がります。
日本地図や、立方体などの立体図なども同じ遊びができます。
目隠しして少し複雑な漢字を書こうとすると、頭にしっかりと文字を思い浮かべ、線と線の繋がりを考えながら書こうとするので、細部まで記憶されます。
目隠しをほどいて、全く書けていないと、それはそれで盛り上がります。
日本地図や、立方体などの立体図なども同じ遊びができます。
計算練習を楽しむ!アイデア3選
計算は漢字と同様に積み重ねが大切なので、苦手意識を持たせずに、楽しく取り組みたいです。
問題がたくさん並んだドリルや百マス計算なども、もちろん計算力がつきますが、楽しく続けるためには口頭や遊び道具を使った計算遊びもおすすめです。
アイデア1:足して10になる数を瞬時に答えるゲーム
親「8!」→子ども「2!」、親「4!」→子ども「6!」のように、足し合わせると10になる数を、子どもが瞬時に答えます。
10以外にも、50や100など、子どものレベルに合わせた数にします。
何の道具も必要ないので、ちょっとした空き時間や移動時間などにおすすめです。
10以外にも、50や100など、子どものレベルに合わせた数にします。
何の道具も必要ないので、ちょっとした空き時間や移動時間などにおすすめです。
アイデア2:足した数が大きい方が勝ちになるゲーム
トランプを使用します。
伏せたトランプを親と子どもがそれぞれ2枚ずつ取ります。
その2枚を二人同時にひっくり返し、自分の2枚のカードの数を足した数が大きい方が勝ち。使用した4枚は勝った人のものです。
これを繰り返し、引くカードがなくなった時に、カードを多く持っていた方の勝ちです。
人数を増やすこともできるし、トランプを引く数をひとり3枚ずつに増やすと、計算を難しくすることもできます。
伏せたトランプを親と子どもがそれぞれ2枚ずつ取ります。
その2枚を二人同時にひっくり返し、自分の2枚のカードの数を足した数が大きい方が勝ち。使用した4枚は勝った人のものです。
これを繰り返し、引くカードがなくなった時に、カードを多く持っていた方の勝ちです。
人数を増やすこともできるし、トランプを引く数をひとり3枚ずつに増やすと、計算を難しくすることもできます。
アイデア3:人生ゲーム
昭和の時代から人気の続く「人生ゲーム」。ゲーム中におもちゃのお金のやり取りが頻繁に発生します。
このゲームが一時期 我が家で流行ったのですが、当時幼稚園だった次男のお金の計算がどんどん速くなっていくのがわかりました。
このゲームが一時期 我が家で流行ったのですが、当時幼稚園だった次男のお金の計算がどんどん速くなっていくのがわかりました。
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達成感があるから楽しく続けられる!
上記とは違った視点で、家庭学習を楽しくする方法をご紹介します。
それは、家庭学習を終えた後に「達成感」を持たせることです。それには「ごほうび」が有効ですが、例えばお菓子などは、すぐに無くなってしまうので達成感が長続きしません。
そこで、いつでも見られる位置にカレンダーを貼り、毎日の家庭学習が終わったら、その日のマスに好きなシールを貼る。
という単純なことが、思いの外、子どものやる気や楽しみにつながります。
↓こちらに詳しく紹介しています。
家庭学習を楽しく続けられている一番の理由「ごほうびシール」
いかがでしたか?
一つでも参考になれば嬉しいです。
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