長男が中学受験を意識しだしてから時々拝見している
YouTube「受験指導専門家 にしむら先生」の動画に
【危険】「全国統一小学生テスト」を受けてはいけない理由 TOP3
という動画がアップされています。
にしむら先生の他の動画同様、
色んなタイプの親や子どもがいることを想定した、とても親切で分かりやすい動画でした。
私は全統小は「子どもが嫌がらなければ、受けてみたほうがいいと思う 派」でしたが、
この動画を観て、「ちゃんとこの動画を観てからやっぱり受けたほうがいい 派」に変わりました。
動画は17分以上あって長めなので、私の意見と合わせてまとめました。
サクッと読んで、詳しく知りたくなったら時間がある時に動画を観てみてください。
下の方にリンクを貼ってあります。
(にしむら先生の他の動画もおすすめがたくさんあります)
「全国統一小学生テスト」を受けてはいけない理由 TOP3>弱点補強をしたくなるから
(にしむら先生)
テストで×をもらうと、そこに注目してしまいがち。
受験前ならそれも必要だけど、今は必要ない。
たまたま×だっただけで弱点とは限らない。
今(低学年期)は得意を伸ばすことがもっと大事。
にしむら先生のおっしゃること分かります。たまたま受けた慣れないテスト問題でたまたま×だったからと言って、弱点とは限りませんよね。
でも、たとえ本当の弱点じゃなかったとしても「テスト受けた→間違ったところ強化!」の流れは低学年のうちに知っていてもいいことだと思います。
全国統一小学生テストは、年にたった2回の機会ですから、負担になるとは思えません。
それに「得意を伸ばす」と「弱点(かもしれない)を補強する」は両立できます。
「全国統一小学生テスト」を受けてはいけない理由 TOP2>自己肯定感が下がりかねないから
(にしむら先生)
全統小の問題は、年長生は問題の20%、1年生は30%、2.3年生は50%、高学年は45%は、点数が取れないように意図的に作っている。
あえて分かりずらい問題や、習っていない問題などもでる。
だから思ったより点数が取れずに自己肯定感が下がりかねない。
にしむら先生のご心配はごもっともです。
でも先生が動画の中でおっしゃった通り、「これはそういうテストだから」「学校のテストとは違うよ」ということを、親子でちゃんと認識できていれば大丈夫。
「自信をなくすといけないからチャレンジしない、確かめない」というのは後ろ向きだなと思います。
「全国統一小学生テスト」を受けてはいけない理由 TOP1>幼いうちから「偏差値教」に入信することになるから
(にしむら先生)
偏差値は、受験前は重要な数字になるが、今(低学年期)の偏差値は参考にならない。
気にしすぎて、偏差値が低ければ「うちの子勉強できないのね」高ければ「うちの子天才!?」などと勘違いして振り回される。
TOP2と同じく、「今の偏差値はあまり参考にならない」と親子でちゃんと理解していれば問題ありません。
とはいえ、偏差値や順位なども、結果がはっきり示されるテストなので、出てきた結果になんとも思わないのは無理です。
「結果が良くて嬉しい」「いまいちの結果で残念」という気持ちはどうしても生まれます。
でも多少はそれでいいのではないでしょうか。
必要以上に子どもの力を過信して持ち上げたり、逆に落ち込んで責めたりしなければ、
「今の結果」に対して親子で向き合ういい機会だと思います。
全国統一小学生テストは「子どもが嫌がらなければ、受けてみたほうがいいと思う派」の私の意見でした。
我が家では長男が年長から4年生まで(以降は塾のテストや試合に重なり受けられず)、
次男は年長から2年生の現在もずっと受験していますが、
面白い問題に出会えたり、
ほとんどの子が答えられなかった問題で〇をもらって喜んだり、
ほとんどの子が答えられた問題でミスをして地団駄を踏んだり、
楽しく続けさせてもらっています。
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