全国15万人が受講「自分で考える子どもに育てる」ゴードンメソッド・トレーニング(親業訓練講座)の説明会に参加しました。

家庭学習
子どもを励ますお母さん

ゴードンメソッドを知ると、その日から子どもに対する意識を変えられます。
私は子どもにイライラしてしまうことも減りました。
子どももグズグズ不機嫌になることが減りました。

子どもに対して
「つい口うるさく注意してしまう、怒ってしまう」
「言うことを聞いてくれなくて困ってる」
「どう話を聞いてあげればいいか分からない」という方には、読んでいただきたい記事です。

(説明会の内容の一部です。私自身の解釈も含まれます
塾主催の説明会だったため、子どもとの「勉強」に関する会話を例にすることが多かったのですが、どんな会話にも応用できます。

ゴードンメソッド・トレーニング(親業訓練)の説明会に参加しました

参加のきっかけは、長男が塾からもらってきたチラシです。

もともとゴードン博士の書籍「親業」を読んでいて、納得・共感する部分が多かったのですが、書籍は長すぎて読み切れず、、、。
「親業」を読んだ際の感想はこちら
説明会なら、より簡単に理解できるのではと思い、参加しました。

結果、参加してよかったです!
説明会から帰ったその日から、子どもに対して実践できる内容でした。

ゴードンメソッド・トレーニングとは

・「親が親としての役割を効果的に果たすための訓練」を指している。
・ゴードンメソッドは、親子関係だけでなく、親、義父母、職場、学校などでも活かすことができる

・1960年、アメリカの臨床心・理学者トマス・ゴードン博士によって始められた。
・ゴードン博士の書籍「親業」はAmazonで☆4.1/5(2023.3現在)
・「親業」の講座は全国15万人を超える人が受講
・世界46か国、500万人以上が学んでいる
・トマス・ゴードン博士はノーベル平和賞に3回ノミネートされている

子どもとのコミュニケーション「ダメな例」 おきまりの12型

説明会ではまず、ゴードンメソッドが考える、子どもとのコミュニケーションに不向きな対応「ダメな例」として、12通りの型が紹介されました。

子どもが困っている時に このような対応をすると、子どもから親に話をする機会や、自分自身で考えて解決する機会を奪うことになりやすい。

のだそうです。
その12型とは、、、

1.命令
2.脅迫
3.説教
4.提案、助言
5.講義、理詰め
6.非難
7.同意、賞賛
8.辱め
9.分析、解釈
10.同情、激励
11.尋問
12.ごまかし

「脅迫」?「辱め」??「尋問」???
響きの怖い言葉が多く、この辺は自分には当てはまらないな。と思っていましたが、会話例を聞いてドキッとしました

↓会話例:「今日は勉強全然やる気がしないな~」という子どもに対して↓

1.命令…そんなこと言ってないで、早くやりなさい!習い事に間に合わないよ!
2.脅迫…今やらないと後で大変よ。ゲーム時間も無しね。
3.説教…自分でこれをやるって決めたんでしょ。もっと努力してる子いっぱいいるよ!
4.提案、助言…じゃあ得意な科目からやってみる?とりあえず机に座ってみたらやる気でるかもよ!
5.講義、理詰め…(忘れた)
6.非難…昨日もそう言ってたよね。やる気なんていつもないじゃない!
7.同意、賞賛…やる気しないよねえ。いつもがんばっててえらいぞ!
8.辱め…そんなんじゃ、何もできるようにならないわよ!
9.分析、解釈…体育でがんばりすぎちゃった?もしかして暑いからやる気出ないんじゃない?
10.同情、激励…なんか疲れてる?大丈夫!できるできる!
11.尋問…じゃあいつやるの!?テレビを見たいだけなんじゃない?
12.ごまかし…そんなこと言わずに、おやつでも食べて!

言い方はともかく、私も結構言ってしまっていた気がします。
説明会の会場でも、みなさん思い当たることがあるようで、どの会話例でも笑いが起きていました。

ただ、「同意、賞賛」「提案、助言」もコミュニケーションの障害になるのか?と疑問でしたが、

子どもから親に話をする機会や、自分自身で考えて解決する機会を奪うという意味では、同じ

ということでした。
もちろんすべての会話に当てはまるわけではなく、提案などが必要な場合もあると思いますが、会話例の「今日は勉強全然やる気がしないな~」は、明らかに解決策を求めているわけではないですもんね。
寄り添いが必要な時を見極めることも大切だと思いました。

子どもとの「効果的なコミュニケーション」とは

上記の12型すべてが封じられたら、何を言えばいいのか?
そもそも ゴードンメソッドが考える、子どもとの効果的なコミュニケーションとは?

子どもが自分の気持ちを理解してもらえた、受け止めてもらえたと感じることが大切。

子どもの気持ちは大切だけど、やるべきことがある場合は、親がなだめたり、誘導してあげないと進まないのでは、と思いましたが、

子どもが困っている時やぐずっている時というのは「心が落ち着いていない状態」。
気持ちが理解してもらえた、受け止めてもらえたと感じることで初めて落ち着くことができ、「自ら一歩進むきっかけになる」
=自分で考えて進む人間に育つのです。

なるほど。
そうかも知れない!!!
私は12型のうちの、どれかというと「提案」型で、いつも「こうしたら?」「ああしたら?」と言ってしまっています。
自分で考えられる子に育っているかというと自信がありません、、、。

では、どのようにコミュニケーションをとれば、気持ちが理解してもらえた、受け止めてもらえたと感じて、自分で考えて進む人間に育ってくれるのか。
「子どもとの効果的なコミュニケーション方法」とは具体的にどんなものなのか、次の記事で詳しくまとめます。

ゴードンメソッド(親業)について詳しく書かれた本

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