今すぐ「子どもとの効果的なコミュニケーション」ができる!ゴードンメソッド

家庭学習
子どもを励ますお母さん
前回の続きです。
親がどのようにコミュニケーションをとれば、子どもが気持ちが理解してもらえた、受け止めてもらえたと感じて、自分で考えて進む人間に育ってくれるのか。
「子どもとの効果的なコミュニケーション方法」とは具体的にどんなものなのか

【具体例】ゴードンメソッド 子どもとの「効果的なコミュニケーション」

例えば子どもが「今日は勉強全然やる気がしないな~といった時、

私だったら「学校で疲れちゃった?ちょっと休憩してからにしたら?」と、さっそく「分析」や「提案」をしてしまいますが、
ゴードンメソッドでは

「勉強、やる気がしないんだね」

と、子どもの言葉を繰り返すだけ!

ただ「ふーん、そうなんだね」と受け止めるだけでなく、子どもの言葉を繰り返すことで子どもが「自分の気持ちを受け止めてもらえた」と感じ、さらに思っていることを話しやすくなります。

本当に?
会話の続きはどうなる?

だって暑いしさ、なんかダルいんだもん。

暑さで体がだるいから、やる気がしないんだね

アイスでも食べてからやろっかな~。そうしよう!

と言って、アイスを食べて、自ら勉強を始める
、、、、
こんな風にうまくいくとは限りませんが、「提案」も「分析」も せずに最初に子どもの言葉を繰り返したことで、

「やる気しない原因=暑い」ということを子どもが自分で気づいて親に伝えられた
・「解決策=アイスを食べる」と自ら考えて行動できた
という結果があります。
もちろん、アイスを食べた後にも中々勉強を始めないかもしれませんが、こういった積み重ねが大切なのかなと思いました。

【実践】ゴードンメソッド 子どもとの「効果的なコミュニケーション」

さっそく、家で子どもたちに試してみたら、思ったよりうまくいって楽しくなりました!

◎次男(小学1年生)の場合
友達と約束した公園へ行く準備、持っていきたいものが多すぎて持ち切れずプチパニック中。

もうーーーー!全然リュックに入らないよ!!!

(どう見ても入らないよ、これとこれはやめたら?それか手提げ袋出そうか?などと言ってしまうのを抑えて)
持って行きたいものがリュックに入りきらないんだね。

きのうサッカー楽しかったからボールは絶対いるし、タケルくんがこの前ポケモンシール持ってきてたから、ポケカも持って行きたいし、なわとびと、念のため砂場セット、、、、

ボールは絶対いる、ポケカも持って行きたい、あとはなわとびと砂場セットね。

うん、、、、、、、。
いや、やっぱりなわとびと砂場セットいいや!だって最近全然使わないし、今日は絶対サッカーやりたいもん!

◎長男(小学4年生)の場合
塾のプリントが3枚だとおもったら5枚あって心折れている時。

なんで5枚もあるんだよーーー!

今日は3枚しかないと思って、終わったらたくさんゲームできると思ったのに!

(なんで3枚だと思ってたの^^;。5枚あるけど、ほとんど表や図で埋められてて、問題量は少ないよ。と言いたいのを抑えて)
3枚だと思ったら5枚もあって、ゲーム時間が短くなるのが嫌なんだね。

そうだよ!しかもこんな問題、塾で習ってないよ!

(絶対習ってるって。テキスト見てごらん、これの応用だよ。と言いたいのを抑えて)
塾で習ってない問題まであるんだね

これとか、これとか、これはできるけど、、、。ああ、これもできるし、さっきの問題もこれを使えば解けるのか、、、。

も~さっさとやってゲームしよ~!

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思ったよりうまくいきました!!
今回の例は、「ほっておいても結果は同じ」になったかもしれませんが、親に「気持ちを理解してもらえた、受け止めてもらえたという安心感、大事ですよね。
いつもこんなにうまくいくとは限りませんが、これからも意識しながら生活に取り入れていきたいです。
※今回記事にしたゴードンメソッドに関しては、私自身の解釈も含まれていますので、正しくは説明会に参加したり、本を読んだりしてみてください。
ゴードンメソッド(親業)について詳しく書かれた本

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