決して東大に入れたいと思っているわけではありませんが、「母は何をしたのか?」という言葉にぐいっと引き付けられ、口コミも良かったので、読んでみました。
内容はかなり極端で、手間やお金がかかることが多い印象でしたが、
忘れたくないこともあったので、まとめて書き留めてみました。
序章と第1章~第6章でできた一冊ですが、
主に序章、1章、2章、5章を読んだまとめです。
著者に好感を持った点
- 子育てに対する意識
著者のお母様が早くに亡くなられた経験から、「自分が早くに死んでしまっても子どもたちが自分の力でしっかり生きていけるように鍛える」という意識で子育てをされていた。 - 子どもたちの意思を尊重している
- 行動力がある
なるほどと感心した点
- 本で学ばせてから、実物で学ばせる
例えば植物の図鑑を見せてから植物園に連れていく、魚の図鑑を見せてから海に連れていくというようなことです。
思い返してみると私も無意識にやっていることでしたが、その理由を以下のように明確に述べておられ、なるほど!と納得しました。
乳幼児が本で学ぶ前に実物を見せられてしまうと、得体の知れない対象物から身を守る本能が働いてしまい、好奇心が湧かないのでは
ーーー好奇心が生じなければ観察も始まりませんーーー
対象物をすでにある程度知っているため恐怖心ではなく好奇心が生じると思います。
- 子どもの作品をほめる
子どもが幼稚園などから持ち帰った作品はもちろん褒めてできる限り飾りますが、ほめ方について納得する一文がありました。
制作者をほめるのではなく、作品のどこがよいのか指摘しつつ出来栄えの方をほめることが、
子どもに自尊心や誇りをもたらし、
子どもを上達や向上へと導くのではないでしょうか。
早速真似したいと思った点
- 子どもの一人旅
本では、長男くんが9歳の時に千葉県から三重県までの一人旅をしています。うちの長男も年が近いので、是非夏休み中に体験させてみたいです。ただ今はコロナもありますので、あまり遠出はできませんし、もっともっと近場になる予定です。 - 地球儀をダーツの的にする
地球儀をぐるぐると回しながら、狙った国を指さして止めるというもの。
楽しみながら自然と国の位置を把握できそう。 - 一文字入魂
文字を覚えるためには、同じ文字を何度も書くのではなく、
一画一画丁寧に強い筆圧で書くほうが脳に刻み込まれる。
リンク
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とても真似できないと思った点
- 買い物・外食のたびに本を買う
ショッピングモールでの買い物の際は子どもを書店で待たせ、帰る際に必ず数冊購入するということでした。
どれくらいの頻度か書かれていませんでしたが、とてもそんなにお金を使えません、、、。
それくらい、本を気軽に身近に、あって当然のものとして扱う、という意味では賛成ですが、
うちでは図書館で充分です。 - ジャンクフード一切禁止、おやつは梅おにぎり
理想ではありますが、
幼稚園に入り、お友達と遊ぶようになったらとても無理でした。 - 同じ料理は作らない
無理です、、、。
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